モノづくりの現場は、モノを作り出荷する前に全数検査を実施する、これは本来必要なものなのか疑問に感じる人も多いのではないでしょうか。ある人は、全数検査は自社の信用に関わるものなのでイレギュラーなどなく全てを所定の方法で検査するのが当たり前、ある人は工程内で不良の発生を防ぐ対策を行っているので全数検査ではなく抜き打ち検査で十分、それぞれの考え方は間違いとなるものが見つかりません。不良品が流出すると対策書を書かなければならない、対策書は顧客から納得して貰うための内容にしなければならないので結構手間もかかるなどから、対策書を書かないためにも不良品を社内で見つけて流出させない全数検査を行うなどのような方針を作り出すケースもあります。この場合は、全数検査を行うことが対策になるわけでなく不良の発生原因や俘虜品を作り出さないための工程の見直しなどが必要です。

検査治具は、全数検査などの際にも有効になる道具になるのですが、検査治具は誰が検査を行っても不良があるものは必ず見つけることができる、作業者のレベルに関係なく確実に良品と不良品を選別できるなどが求められます。それと、検査治具は一度製作すれば良いわけでなく、定期的な校正などが必要なケースもあります。特に寸法などを治具で検査するときには治具自体の精度を校正で確認しておくなどが欠かせません、校正を行った場合は日付などを治具に取り付ける、次回の校正までの有効期間も明記するなどが大切です。検査治具のことならこちら

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