TOSAは光ファイバーの伝達に欠かせない部品を組み合わせたものです。個々に部品を組み合わせて作り上げるより製造効率が良く、小型化も期待できます。利用する時に気になるのが性能です。期待するレベルでなければ、いくら手間がかからないと言っても使うことができません。
そのため基準を設定し、それをクリアした中から選ぶ必要があります。もちろん価格も重要になるので、コストパフォーマンスの良いものを選ぶことが重要です。TOSAに求められる性能は、通信速度と安定性です。光ファイバーでやり取りされる通信は地上で使うことができる中で最も早いとされます。
そのため利用される処理速度が最終的なスペックに影響します。電気信号を光に変換する速度が速いことが重要です。また高速でやり取りされる状態を一定に保つことも期待されます。いくら速度が速くても一瞬だけであれば意味がありません。
常に高速で処理できることが必須と言えます。TOSAは電気信号を光信号に変換する部品を組み合わせたモジュールで、組み込むだけで簡単に光ファイバーの伝送に利用できます。少しでも高速で安定しているものを選ばなければいけません。そのほかにサイズや価格での比較もしなければいけません。
特に通信する時に高熱にさらされて安定性が下がる恐れもあります。大きくても空冷などの安全装置が付いている方が安心です。それらをすべて含めて、自社で設計組み上げするよりも良いと判断できたら利用可能と言えるでしょう。